頸椎のしくみと役割
まず、頸椎のしくみと役割を確認しましょう。
背中を走る脊椎の中で、首の部分を頸椎と言い、頭を支えたり動かしたりする重要な骨です。
頸椎は椎骨という7つの小さな骨が連なっていて、前後・左右・上下と柔軟に動きます。
頸椎の中心には脳の指示を全身に送る脊髄という神経幹が保護され、7つの椎骨の間からは神経根という神経の枝が伸びて、手や背中に向かいます。
頸椎は、上には重い頭が、下には両腕がぶら下がるので、かなりの負荷がかかっています。
背中を走る脊椎の中で、首の部分を頸椎と言い、頭を支えたり動かしたりする重要な骨です。
頸椎は椎骨という7つの小さな骨が連なっていて、前後・左右・上下と柔軟に動きます。
頸椎の中心には脳の指示を全身に送る脊髄という神経幹が保護され、7つの椎骨の間からは神経根という神経の枝が伸びて、手や背中に向かいます。
頸椎は、上には重い頭が、下には両腕がぶら下がるので、かなりの負荷がかかっています。
頸椎捻挫・頸椎損傷とは?
交通事故の傷害のうち、70〜80%が頸椎捻挫・頸椎損傷
だと言われています。
頸椎捻挫・頸椎損傷は、いわゆる“むち打ち症”の一種なのですが、頸椎の骨や、その周りの筋肉・靭帯など軟部組織に損傷を受けた場合に用いられる診断名です。
主な症状としては、頭部や頸部に痛みがあったり、首を動かす時に可動範囲が狭まったり、ダメージを受け筋肉が腫れたりします。また、悪化していくと、肩・腰の痛み、手足のしびれ、めまい、吐き気、倦怠感など、他の症状を誘引する恐れがあります。
頸椎捻挫・頸椎損傷は、いわゆる“むち打ち症”の一種なのですが、頸椎の骨や、その周りの筋肉・靭帯など軟部組織に損傷を受けた場合に用いられる診断名です。
主な症状としては、頭部や頸部に痛みがあったり、首を動かす時に可動範囲が狭まったり、ダメージを受け筋肉が腫れたりします。また、悪化していくと、肩・腰の痛み、手足のしびれ、めまい、吐き気、倦怠感など、他の症状を誘引する恐れがあります。
筋力アップと柔軟な身体づくりが早期改善の鍵
ダメージを受けた筋肉の炎症が治まったら、固まった筋肉をほぐし、骨のズレを元に戻して、身体のバランスを整えていく必要があります。
しかし、それだけでは、十分と言えません。頸椎捻挫・頸椎損傷や、骨折でギプスをはずしたあとなどは、首や肩の筋力が低下しているため、身体のこりが出やすくなります。さらには、それを原因として、頭痛や倦怠感など、別の不調が出てくる恐れもあります。
そのため、筋力をつけ、丈夫でしなやかな身体を作ることが、早く健康な身体を取り戻す鍵です。
しかし、それだけでは、十分と言えません。頸椎捻挫・頸椎損傷や、骨折でギプスをはずしたあとなどは、首や肩の筋力が低下しているため、身体のこりが出やすくなります。さらには、それを原因として、頭痛や倦怠感など、別の不調が出てくる恐れもあります。
そのため、筋力をつけ、丈夫でしなやかな身体を作ることが、早く健康な身体を取り戻す鍵です。
当院では、むち打ち症の適切な治療を行い、落ちてしまった筋力回復の指導、柔軟性のある身体を取り戻すリハビリも行います。
病院で「頸椎捻挫」「頸椎損傷」などの診断をされた方はもちろん、交通事故のあと、何か身体の不調を感じたら、ぜひ一度ご相談下さい。